恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
会社から帰ってきた2つ年上の陽菜(ヒナ)お姉ちゃんが、床に転がっているあたしを見下ろした。
「お……かえりぃ……」
あははっと照れ笑いをすると、陽菜ちゃんはけげんそうな表情で首をかしげた。
「あんた、晩御飯の準備は?」
つぎにそう言われ、あたしは慌てて起き上がる。
「寝てたから、なにもしてない」
と、素直に言いながらリビングとつながっているキッチンの冷蔵庫を開ける。
いつも、帰宅が一番早い人か、休みの人が晩御飯の準備をすることになっている。
「お……かえりぃ……」
あははっと照れ笑いをすると、陽菜ちゃんはけげんそうな表情で首をかしげた。
「あんた、晩御飯の準備は?」
つぎにそう言われ、あたしは慌てて起き上がる。
「寝てたから、なにもしてない」
と、素直に言いながらリビングとつながっているキッチンの冷蔵庫を開ける。
いつも、帰宅が一番早い人か、休みの人が晩御飯の準備をすることになっている。