恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「そ、そうですね」


答えながら、これはもう運命じゃないか。


なんて思ってしまう自分がいる。


「ホラーが見たいなら、こっちがオススメだよ」


そう言って、秋生さんは今一番怖いということで有名な映画を手にとって、あたしに差し出してきた。


「えっ……あのっ……」


ホラーが苦手なあたしは手を伸ばすことができず、後ずさりをする。


でも、そうだよね。
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