恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
ストンッとベッドに座って、あたしは首をひねる。


もしかして、お釣りを間違えちゃったかな?


でも、バイト交代の時レジを精算しても過不足はなかった。


今日はレジ以外で沢山ミスっちゃったから、それで違和感があるのかな?


そこまで考えたとき、あたしは「あっ!」と、声をあげて立ち上がった。


そういえば今日、美影たちと話をしてない!!


話だけじゃない、妖精たちの姿を見ていないんだ。


「なんで……?」
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