恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「あたし、今日仕事の帰りにコンビニに寄ったけれど、妖精たちいたわよ?」


「うそっ!?」


「本当よ。いつものようにレジに入ってて、『こんばんは』って」


陽菜ちゃんが嘘をついているとは思えなかった。


じゃぁ、どうしてあたしの前には現れてくれなかったの?


「あたし、避けられているのかな……」


「そんなことないと思うけれど……」


陽菜ちゃんは考えるように天井を見上げた。
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