恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
どうすればわからなくて、あたしの頭はパンク寸前。


お湯が沸きそうなほど、体中は熱を帯びる。


そして、秋生さんの手がスッと内ももへと移動して、思わず「ひゃっ!?」と、声をあげてしまった。


「どうしたの?」


驚いた表情で、秋生さんがあたしを見る。


でも、その手はまだあたしの内ももにあって……。


む……無理!!


あたしは勢いよく立ち上がり、「今日はもう帰ります!」と、怒鳴るように言い、アパートを出たのだった。
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