恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆
その日、バイトが終わるとあたしは家に戻り、【妖精の住む町】という、あの本をもう一度開いていた。
この作者の名前【美影 白堵】が、ずっと気になっていたんだ。
美影たちに直接この本に関して話を聞こうと思っていたのだけれど、姿が見えなくなってしまったことで、それができない。
「この作者、どこの人かな?」
そう呟き、プロフィール欄を見る。
しかしそこには、出身地と年齢、性別くらいしか書いていなかった。
今どこに住んでいるのか、あたしはそれが知りたかった。
その日、バイトが終わるとあたしは家に戻り、【妖精の住む町】という、あの本をもう一度開いていた。
この作者の名前【美影 白堵】が、ずっと気になっていたんだ。
美影たちに直接この本に関して話を聞こうと思っていたのだけれど、姿が見えなくなってしまったことで、それができない。
「この作者、どこの人かな?」
そう呟き、プロフィール欄を見る。
しかしそこには、出身地と年齢、性別くらいしか書いていなかった。
今どこに住んでいるのか、あたしはそれが知りたかった。