恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
それはそうだけど。


そんなにアッサリ受け入れられると、なんだか拍子抜けというか。


それなら、笑ってくれたほうがマシだったかも。


「スープ作るから、盛りつけてね」


「はぁい」


明日は変な妖精が見えなければいいな。


そんなことを思いながら、あたしは晩御飯の準備をすすめたのだった。
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