恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
秋生さんの声に、ドキッとして、昨日の手の感覚がよみがえる。
「……こんな時間に、どうしたんですか?」
浮かない声でそう尋ねる。
《今日、仕事が早く終わったんだ。今から、会えないかな?》
「……今から、ですか……」
あたしは、書きかけの手紙に視線を落とす。
もう少しで陽菜ちゃんやお母さんが帰ってくるから、晩御飯の準備もしなくちゃいけない。
「……こんな時間に、どうしたんですか?」
浮かない声でそう尋ねる。
《今日、仕事が早く終わったんだ。今から、会えないかな?》
「……今から、ですか……」
あたしは、書きかけの手紙に視線を落とす。
もう少しで陽菜ちゃんやお母さんが帰ってくるから、晩御飯の準備もしなくちゃいけない。