恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
妖精たちのことをもっと詳しく知りたいと思う反面、知ることが怖くもあった。


「どうしよう……」


もう一度呟き、カードに視線を落とす。


その時だった、ドアをノックする音が聞こえた。


「月奈、お昼ご飯よ」


陽菜ちゃんの声に、あたしは時計に目をやる。


時刻はちょうど12時になったところだ。


「ひ、陽菜ちゃん!」


困った時の陽菜ちゃん頼り。
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