恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
クッションには白堵、ベッドには美影。
テーブルの上に汰緒、本棚の前に菜戯。
みんな、さっそく自分の好きな場所に走っていく。
その姿が可愛くて、あたしはクスッと笑った。
なんだか、その姿を見ているだけで嫌なことが忘れられるようだった。
「なぁ、月奈」
「なに? 美影」
「今日、花火は?」
「花火?」
テーブルの上に汰緒、本棚の前に菜戯。
みんな、さっそく自分の好きな場所に走っていく。
その姿が可愛くて、あたしはクスッと笑った。
なんだか、その姿を見ているだけで嫌なことが忘れられるようだった。
「なぁ、月奈」
「なに? 美影」
「今日、花火は?」
「花火?」