恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
お手伝い
花火を終えたあたしは、部屋着に着替えて自室へ戻ってきた。


白堵はクッションの上で寝息を立てていて、汰緒と菜戯も同じ場所で目を閉じていた。


花火でずいぶんと興奮していたから、疲れたのかもしれない。


「あ~楽しかった」


手持ち花火をするのは何年ぶりかの事で、あたしも十分に楽しんむことができた。


ポスっとベッドに座ると、半分布団に隠れていた美影が目を開けた。


「あ、ごめん。起しちゃった?」


「いや、起きてた」


そう言って、布団から這い出てあぐらをかいて座る。
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