恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
突然休むと言えば、一緒に入るバイトさんの迷惑になる。


今から、あたしの代理が見つかればいいけれど……。


そう思い、携帯電話を取り出す。


「休みをもらうなら、3日間もらえ」


美影がそう言ってきて、あたしは首をかしげる。


「妖精が、生まれた場所から離れられるのは4日間と決まっているんだ。


昨日を入れてあと3日。その時間を俺たちはフルに使いたい」


「そうなんだ……」


でも、いきなり3日も休めるだろうか?


お局さんに何を言われるか……。
< 357 / 428 >

この作品をシェア

pagetop