恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
そろそろ帰らなきゃ心配されちゃう。
「ねぇ、今日はこの辺でやめておかない?」
立ち止まってそう言うと、ポケットの中の汰緒と菜戯があたしを見上げてきた。
「時間も遅いし、暗くなっちゃうし。ね? 帰ろう?」
「でも、一旦帰ればまたここまで歩いてくるのに時間がかかってしまう」
菜戯が難しそうな表情でつぶやいた。
「確かに、一旦帰るのは時間の無駄だな」
と、汰緒。
え?
じゃぁ、どうすればいいの……?
「ねぇ、今日はこの辺でやめておかない?」
立ち止まってそう言うと、ポケットの中の汰緒と菜戯があたしを見上げてきた。
「時間も遅いし、暗くなっちゃうし。ね? 帰ろう?」
「でも、一旦帰ればまたここまで歩いてくるのに時間がかかってしまう」
菜戯が難しそうな表情でつぶやいた。
「確かに、一旦帰るのは時間の無駄だな」
と、汰緒。
え?
じゃぁ、どうすればいいの……?