恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
上を見ると、公園の木にさっきの鳥が止まっていて、チラリとあたしの方を見ると、そのまま飛田っていってしまった。


キョトンとしてその姿を見送り、あたしはベンチに残された石を拾う。


まるで、宝石のように綺麗なグリーンだ。


一体、あの鳥はどこからこの石を持ってきたんだろう。


不思議に思いながらも、あたしはその石をポケットに入れたのだった。
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