恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「動物は妖精が見えて当たり前なんだぁ……」


なんか、ちょっとうらやましいかも。


自分が美影たちの姿を見ることができなくなった時、やっぱり、少しは辛かったから。


「妖精とも仲良くしなきゃダメだよ?」


そう言って、猫の首元に触れた時……。


そこからポロっとピンク色の石が転がり落ちた。


「なに、これ」


キラキラと光っている綺麗な石。
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