恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「その石にこのブログ。全くのデマなら、ここまで共通したものが出てくるワケない」


「僕も、そう思う! 動物は僕たちが見えるんだよ? だから協力してくることだって、あり得ると思わない!?」


白堵が、美影の言葉に賛同する。


「そうだな。その石が何か重要なヒントになっている可能性もある」


「と、なりゃぁ。あとは黄色い石と魔女の居場所だけだ」


菜戯と汰緒も、目を見合わせてそう言った。


「ちょ、ちょっと待ってよ。石を集めたからって、魔女に会えるワケじゃないのよ? このブログの人も諦めてしまったんだから」


「そんなの、まだわかんねぇだろっ!?」
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