恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
自販機の影に
早く魔女を見つけたい。
その気持ちとは裏腹に、まったくなんの情報も得られないまま、あたしたちはコンビニの裏手まで戻ってきていた。
「結局、ダメだったね……」
白堵が、がっかりしたようにつぶやく。
「大丈夫だよ。まだ、諦めたわけじゃないでしょ?」
「でも、また月奈ちゃんが僕たちを見れなくなってしまったら? そうなれば、もう二度と魔女探しなんてできなくなるかもしれないし」
「白堵……」
その気持ちとは裏腹に、まったくなんの情報も得られないまま、あたしたちはコンビニの裏手まで戻ってきていた。
「結局、ダメだったね……」
白堵が、がっかりしたようにつぶやく。
「大丈夫だよ。まだ、諦めたわけじゃないでしょ?」
「でも、また月奈ちゃんが僕たちを見れなくなってしまったら? そうなれば、もう二度と魔女探しなんてできなくなるかもしれないし」
「白堵……」