恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「なんだろう?」
不思議に思って、あたしはその場にしゃがみ込む。
妖精たちも異変に気がついたのか、それぞれ地面へと下りて行った。
そして……。
もう1度影が揺れて見えたかと思うと、そこから1人の小さな老婆が姿を現したのだ。
老婆の身長は美影たちと同じくらいだったので、それがすぐに妖精だと気がついた。
「わたしに何か用か?」
老婆はしゃがれた声でそう言い、あたしを見上げてくる。
不思議に思って、あたしはその場にしゃがみ込む。
妖精たちも異変に気がついたのか、それぞれ地面へと下りて行った。
そして……。
もう1度影が揺れて見えたかと思うと、そこから1人の小さな老婆が姿を現したのだ。
老婆の身長は美影たちと同じくらいだったので、それがすぐに妖精だと気がついた。
「わたしに何か用か?」
老婆はしゃがれた声でそう言い、あたしを見上げてくる。