恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
こんな近くに魔女と呼ばれる妖精がいたなんて……。


あたしは、思わず体中から力がぬけてしまった。


あんなに頑張ったのに。


あんなに頑張ったからこそ、宝石を手に入れることができたのかもしれないけれど。


でも……。


「早く、気付けばよかったぁ……」


と、ため息を吐きだしたのだった。
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