恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
さっきまで喧嘩しそうな雰囲気だったけれど、案外仲がいいのかも?


「じゃぁえっと……みんなで外に出てみる?」


「「出られるのか!?」」


同時に言われ、今度はプッと噴き出してしまった。


やっぱりこの2人、とっても仲良しみたいだ。


「いいよ、じゃぁみんなあたしのバッグに入ってくれる? ちょっと狭いけど、家につくまでは我慢してね?」


そう言い、あたしは妖精4人をバッグに入れて事務所を出た。
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