恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
わけがわからない。


「あんた……誰?」


あたしは恐る恐る声をかけた。


『バカ面』とか言うし、目つきも怖いし。


でもその小ささから可愛いとも感じていた。


「あ?」


そう言ってあたしを見あげる小さな男。


よく見ると整った顔立ちをしていて、なかなかのイケメンだ。
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