口外禁止!〜王子様のヒミツ〜
「隠れ巨乳だったのかっ!」
一番バレたくなかった……
普段隠れてるから分かんないけど、身体に合わず、実は大きくて。
細身の体だから、脱ぐとさらに強調される。
実はそれが地味にコンプレックス。
私の体はデコボコなのだ。
波のような綺麗な曲線の身体が理想なのに……
気づけば、琉生の目が変わっていた。
それはもう、いやらしい目つきに。
「結愛。こっち来いよ。ブラ返してやるよ」
「いいっ!」
ブラを返されても、今度は胸が危険に晒される。
私は自分の胸を隠すように縮こまった。
琉生は大きくため息をつく。