鳥籠の死神
森から一斉に小鳥が飛び立ちました。



その中で一羽だけ違う色の小鳥を青年は見つけ。



「瑠璃色……もしかして、お前の生まれ変わりかもしれないな」



青年は空を仰ぎます。



死神が愛した世界は残酷で、とても綺麗な世界。



青年は死神が愛した世界を守るためにすべてを捨て、そこからすべてを始めました。



小さな灯を胸に抱いて。



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