君とセカイとちいさな花と
まずは君に言わなければならない。
ありがとう。
ボクは君を失ってから、何度も壊れそうになったり、叶いもしないことを夢見たり、ちょっとかっこつけてみたり、セカイについて考えてみたり、ヒトというものを分析してみたり、君への想いをなぞってみたり、時には足もとのちいさな花に目を奪われたり。
心が不安定になった状態で、いろんなことがごっちゃになって、ボクがボクじゃないみたいだった。
でも、この好きって気持ちとか、どきどきとか、それゆえの哀しさとか、傷とか、全部、全部君がボクにくれたものなんだよ。