RI-A-RU. 《初恋》
ガラッ
『おーい、席つけー!!!』
『ヤベッ、先生じゃん。じゃーまたっ。』
「いゃ、お前クラス一緒だろ」
俺のツッコミは海翔の耳には届かなかったようでダッシュで自分の席に座る。
『あー、お前ら知ってる奴も多いかと思うが転校生がいる。…入ってこい』
ドキドキ
ザワ…
『やっべぇ、めちゃ可愛ー♪』
『俺の好みだゎーまぢ。』
『ってか、まじで同級生なの??』
『背ぇ高ぇ』
『モデルさんみたい、綺麗…』
「…瑠??」
俺の目の前には、見違えるほど美しく綺麗になった瑠がいた。まるで大人の女性…。まだ、中学生なんだぞ?
「あっ…」 ドキンッ?!
俺とアイツの目があった。ただ、それだけで俺の心臓はバクバク。