俺様社長の言いなりです
と同時に、


「どこに行ってた? 」


頭上から社長の声がした。


「えっと……昨日まで住んでたアパートに……」


「とっくに解約したアパートになんの用があるんだ? 」


「解約っ? 」


驚いて次の言葉も出ない。


「だっていらないだろ?ここに家があんのに。それに変に逃げられたら困るからな」


横柄な態度に嫌気がさしてくる。


「この俺様社長が! 」


睨みを睨みをきかせながら自分の部屋のドアを乱暴に閉めた。
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