欠片になった彼と、彼女の記憶
伝わらない気持ち
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ピピピピッ
「ん~もう朝…?」
カーテンから光が差している。
起きる時間を知らせてくれた目覚まし時計をベッドから手を伸ばし止めた。
そして考え込む。
もちろん昨日の出来事を。
昨日優弥に強引にキスされて…
「色々考えちゃってご飯もろくに食べれなかったなぁ…」
そんな事を考えつつ昨日のことを思い返すと、心なしか頬が熱くなる。
優弥は昨日キスしたりあんなこと言ってたけど、今度会ったらどんな顔して会えばいいんだろ…
どんな話をしたらいいんだろう…
もう一度思い出してみる。