欠片になった彼と、彼女の記憶
「だって茂呂君、夢乃ちゃんと離れてる時とか講義中チラチラずっと見てたり」
「きっと何かやらかすんじゃないかって思ってるんじゃないかな!あーもう喋りすぎて喉乾いてきちゃった!飲み物買ってくるよ~」
気付かなかったけどそれは見すぎ!と思い苦笑いしながらも優弥からの返事を返す。
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昼間はありがとう
体調とかは大丈夫
今から自販機行こうかなって思ってるところ
夢乃
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「りっちゃん、私飲み物買ってくるよ!何かいる?」
「特にないかな、ありがとう」
「わかった!先にシャワー浴びてていいよ~」
そう言って部屋を後にし、私は少し離れた廊下にある自販機をめざし歩いて行ったのだった。