先生をそれでも……
自分のこの性格を直そうにも……。

遅かったのだ。

「なんなのコイツ~マジうざいんですけど~」

「わっかる、大人しい振りしてばっかじゃないの!」

「どーせ男子にモテたいだけでしょ~?」

周りの女子からは罵声を浴びせられる日々。

昔告白してきた男子も見ないふり。

先生だって知らない振り。

毎日、毎日苦痛だった。

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