ー浅葱色に染まるー
え!七世!?
「七世が気絶しちゃったー!!!」
「しょうがない。俺が部屋に運ぶ」
は?何言ってんのかな土方さん?
『土方さんに七世は触らせませんよ?僕が運びます!』
「は?お前は腕を怪我してんだろうが!あほか!無理だろ!」
そうだった....
「あーもう、じゃあ俺が運ぶよ!」
『まぁさのさんの方が安全か....変なことしないでくださいよ!』
「しねぇよ!!!」
なんだかんだ言い合いしながらも結局さのさんが七世を運び、僕たちの長かった一日は終わりを告げた