ー浅葱色に染まるー
『ごめん....』
私は敵の死体に向かって手を合わせた
その時奥の部屋から声が聞こえてきた
「うぁぁぁぁぁっ!!!!」
まだ敵がいたのか
私は声が聞こえた方へと近づいていった
部屋の中を見るとそこにいたのは総司だった
総司は血だらけで敵の屍を見ながら立ちつくしていた
どうやらさっきの叫び声は総司が斬った敵の声だったらしい
『総司....』
私がそう呼ぶと総司はこちらを向いた
メニュー