ー浅葱色に染まるー

総司は咳とともに血を吐いていた


「大丈夫ですから....っほら帰りま....しょ....ぅ」


そう言いながら総司はたおれた


バタッ


『総司!総司!!!!』


嫌だ!死なないでっ!


「おい!どうした!」


私が必死に総司の名前を呼んでいるとその声を聞きつけたのか土方が駆け寄ってきた


『土方!総司が!』


「!?おい!総司!大丈夫か!!!!総司!」
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