ー浅葱色に染まるー

七世side


七世side


あれから私は土方の部屋に来ていた


『で、話って何?』


「あぁ....この間総司を医者に見せただろ?その時医者に言われたんだ....」


『言われたって何を?』


私がそう聞くと土方は辛そうに信じられないことを言った


「総司は....労咳だ....」


嘘でしょ....?労....咳?それって肺結核のことだよね....?


『それって....治らないのか....?』


「労咳は不治の病だ....治療法はないんだ....っ」


土方は今にも泣きそうな顔をしていた
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