ー浅葱色に染まるー


これで....しばらくしたら総司は目を覚ますだろう


その時に私はいないんだけどね


みんなが来る前にここを出なくちゃ....


そう思っていると多くの足音がどこからか聞こえてきた


ドタドタドタ


ばれちゃったか....


「「「「「「総司!!!!!!」」」」」」


開いた襖の方を見るとみんなが立っていた


みんなは驚きが隠せない様子だった


最初に言葉を発したのは平助だった


「え....総司....?」


「死んで....るのか....?」


「なんで!?なんでだよ総司!?」
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