ー浅葱色に染まるー


「そうだ....!七世!七世はどこです!?」


総司はそう言いながら俺の胸元を掴んだ


『落ち着いて聞け....黒月は....死んだ』


俺の言葉を聞いた総司は大きく目を見開いた


「え....?嘘ですよね...?」


『嘘じゃない....俺の目の前で消えたんだ....!』


「何故ですか!?なんで七世は....!」


『お前の労咳を治すためだよ....』


「どういう....ことですか....?」


『黒月には死んだものを蘇らせる力があったんだ』


俺がそういうとみんなは信じられないとでもいいたげな顔をした
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