ー浅葱色に染まるー
俺はそんなことをいう総司に腹が立って総司の胸ぐらを掴んだ
『お前何言ってんだよ!!!黒月は自分の命を犠牲にしてお前を助けたんだ!!!お前に生きてて欲しいからそうしたんだろ!!!?なのにお前はそんな黒月の意思を無駄にするのか!?お前も黒月が好きなら分かってやれよ!!!』
俺がそう言うと総司は我に返ったのか静かに涙を流した
そして俺は総司から手を離した
「....ッ七世....!」
『総司....お前は黒月の分もちゃんと生きろ。お前の命はもうお前のものだけじゃねぇ』
「はい....じゃあちょっと僕....頭冷やしてきますね」
『あぁ....』
そうして総司は部屋から出ていった