ー浅葱色に染まるー
僕に生きてて欲しいから僕を助けたんですよね
だから僕は君の分まで生きる
これからも新選組のために戦う
それが僕にできるたった一つのこと
だけど欲を言うならやっぱり....君にそばにいて欲しかった
ずっとずっと....僕のそばに....
でももう叶わないん....だよね
七世はもう僕の元へは帰ってこないんだ....
そんなことは分かってる
それでも僕は....今も、昔も、これからも....
『七世....愛してる....』
そう呟きながら僕は静かに涙を流した....