ー浅葱色に染まるー
「七世....ごめんね。あなたを一人にしてしまって....よく頑張ったね」
「お前のことはずっと見守っていた....」
そう言いながら微笑むお母さんとお父さんの笑顔は昔と変わらなかった
それがすごく嬉しくて私は二人に抱きついた
『お母さん....お父さん....!』
「よしよし」
お母さんは泣いてる私の頭をずっと撫でてくれた
そしてお父さんはそんな私とお母さんを優しく抱きしめてくれた
すごく懐かしい温もりで私の涙は余計に溢れた