ー浅葱色に染まるー


「馬鹿七世!どうしてあんなことしたんですか!土方さんから七世が死んだって聞いて僕がどれだけ後悔したか....あれ....?そういえば七世は死んだんじゃ....」


『ごめんね総司....そうだよ、私は一度死んだ。でもお父さんとお母さんのおかげで戻ってこられたんだ....』


「七世の....お父さんとお母さんですか....?」


『そう。二人が背中を押してくれたから私はここにいられるんだ』


「そうだったんですか....じゃあ七世のご両親に感謝しなければいけませんね...!本当に七世が戻ってきてくれて嬉しいです....ずっと会いたかった....」


そう言って総司は一筋の涙をこぼした


そんなに私のことを思ってくれてたんだ....


ありがとう総司....
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