ー浅葱色に染まるー


『一!助けて!!!!!!』


私は一に助けを求めることにした


「な、何故俺が!?ていうかその腰に回した手を離せ....!隣からも殺気が....!」


『嫌だ!土方に殺される!』


そう言って私は一を抱きしめる腕の力を強めた


「その前に俺が副長と総司に殺されてしまう!!!!!!」


一の顔がみるみる青くなっていく....!あ、私のせいか


「七世....?なんで一くんに抱きついてんのかなぁ?」


怖い!怖いよその笑顔!黒いですよ!


『だ、だって総司に頼ったらこの状況が悪化するに決まってるじゃん!』
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