ー浅葱色に染まるー


「そろそろ終わらせますよ」


そう言って沖田は木刀を構えた


「おい、総司、まさか三段突きをする気か!?」


三段突き....ねぇ


私も木刀を構えた


「は!?同じ構え!?黒月も三段突きできるのか!?」


残念でした。私のは....


タッ


私と沖田は同時に走り出した


ヒュッヒュッヒュッヒュッ


私のは四段突きでした
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