ー浅葱色に染まるー
壱
七世side
七世side
私は閉じていた目を開いた
そこにはさっきまでのきらびやかな街の明かりはない
『ん?あれ?ちょ、頭が混乱して良くわかんないんだけど....』
整理しよう
えっと、私はさっきまで街の景色が見渡せる丘の上にいた
そして桜の木に手を当てて目を閉じていた。
すると目をあけてびっくりーさっきまでの夜景がなーい。
どゆこと?真っ暗なんだけど