鈍感天使と甘々悪魔【完】
【菜穂Side*・゚】
私は今後夜祭がやっているグランドから少し離れた所に1人でいる
だって、この格好やっぱり見られたくないんだもーん(泣)
はぁ………
「か………わむら?………?」
振り返ると遠野くんがいた
うわ、遠野くんだ(泣)
こんな姿見られたくないよ………(泣)
「な、なに……あんまり見ないで…」
「見ないでと言われると
見たくなるのが男です」
「変態野郎」
「ひどw」
「てか、何しに来たの?」
「高梨に場所教えてもらって来た」
「それ答えになってない」
「んー、何か来たくなったから来たのw」
「意味わかんないよw」
「てかさ、川村すげぇ可愛い(ボソッ)」
「え?何て?」
「なんでもなーいです!w
ねぇ、早く後夜祭行こーw皆あっちにいるしw」
「え、あんまり行きたくな……」
私が言い終わる前に遠野くんは私の手を掴んで
引っ張った