鈍感天使と甘々悪魔【完】
「ねぇ、和樹」
「ん?」
美麗との思い出の公園のベンチに座る
俺と美麗が初めて会った場所
「最近………学校どう?」
学校か………
「楽しいよ
美麗がそんな事聞いてくるの珍しいねw」
「そう?w
和樹、最近凄い幸せそうな顔してるからさ」
幸せそうな顔…………
学校は前よりも楽しい気がする
川村と話してる時とか心が暖かくなるし
「まぁ、確かに幸せなのかな」
「前に一緒に出掛けた時会った人、
川村さんだっけ?」
「川村?うん?」
「あの人見てる時の和樹目が優しかったね」
そうだったんだ…
「美麗、よく川村の事覚えてたね」
「だって、和樹にあの人誰?っ聞いた時
凄い嬉しそうに川村だよ!って言ってたからさ」
「嬉しそうってw
まぁ川村は面白いし優しいしすげーいい奴だよ
あ、そう言えば俺と川村って
1年前に会ってたんだって!
前に美麗に話したじゃん?桜駅の近くで泣いてた子、その子が川村だったんだ!」