鈍感天使と甘々悪魔【完】
「菜穂、顔キモイw」
響に言われてハッと我に返る
私は無意識に鼻の下が伸びていたようだ
「キモイのはわかってるけどもう少し
オブラートに包んで言ってよ(泣)w」
「例えば?www」
た、例えば……?
聞かれると思わなかったw
んーと、んーと
「顔面崩壊してますよー、とか
鼻の下サルになってるよ、とか?」
「私なら顔面崩壊してますよって1番言われたくないけどなw
鼻の下サルになってるとか意味わかんないしw」
確かに鼻の下サルってのは意味わかんないな
鼻の下変態になってる、の方がいいかな?
「鼻の下変態もおかしいから」
え?!響私の心の中を読み取った!?
もしやエスパー!?
「エスパーじゃないわっっ!www」
「響って相変わらず凄いね………」
「まぁーね(フッ)」