鈍感天使と甘々悪魔【完】
ピーンポーン
ガチャ
「響ーーー!!!!!」
ドアが開いた瞬間に菜穂が飛びついてくる
勢いのよさによろけて倒れそうになった
「ちょ、危ないじゃ……………ん……………
…………菜穂何じゃそれ……………??」
菜穂の姿はこれからお笑い芸でも
しに行くような姿だった
動物柄のなんとも言えないような服に
顔は化粧に挑戦したが上手く行かず
マスカラは顔の所々に点々とついて
真っ赤な唇に不自然すぎるチーク
髪の毛なんてマンガなどでよくある
実験に失敗して爆発した時のような
感じになっている
「何か適当にやってたらこうなっちゃった
こんな姿幸成に見られたら
笑われちゃうよ(泣)」
適当にやってこうなる方が逆に凄いよなw
好きな人にこんな所見られる方なら
死んだ方がましだなwww
「とりあえず菜穂の部屋行ってい?」
「うんうん」と菜穂は何度も頷く