鈍感天使と甘々悪魔【完】
「おじゃましまーす
とりあえず菜穂は顔洗って化粧落として
あと髪の毛巻くコテあるよね?
それ持ってきといて」
「はーい!!」
スキップをしながら洗面所へ向う菜穂を
見送ると私は菜穂の部屋に行く
ガラガラ
菜穂のクローゼットを開ける
んー、どれがいいかなー
遠野くんってどんなのがいいんだろ
やっぱり女の子系かなー?
あ!これ可愛いじゃーんっ!
菜穂こんなの持ってたんだ!
着ればよかったのにw
ガチャ
「響ー!
化粧落としてコテ持ってきたよー!」
「ホイホイ
んじゃ、そこに服置いてあるから
まず着替えちゃって」
「え、この服着るの!?
女の子すぎない!?
スカート短すぎない!?」
菜穂は私の選んだ服を見ながら
目をまん丸くして聞いてくる
「遠野くん喜ばせたいなら着なさいw」
そう言うと菜穂は渋々服を着替え始めた