鈍感天使と甘々悪魔【完】
「じゃあ行こっか!」
幸成は手を出してくる
私もその手に自分の手を重ねて手を繋ぐ
今日は幸成との初デート
一緒にいろんな所を行った後に
幸成の家に行く予定だ
「どこ行きたい??」
よくぞ聞いてくれたっ!
私は今日のために行きたいところを
たくさん考えた
その中でも一番行きたいところがある
それは………
「プリクラ!!撮りたい!!」
私は恋人同士のプリクラと言うものに
強い憧れを持っている
私の友達とかが「彼氏とプリクラ撮ったんだー」と自慢してくる度にいいなぁーと
よだれを垂らして見ていた
が!!!
今度は私が自慢できるっ!!
嬉しすぎるううううう!!!
「いいよ、プリクラ撮りに行こっか」
「うんっ!」
そうして私達はゲームセンターに向かった