鈍感天使と甘々悪魔【完】
「森下くーん!!」
「ちょ、響やめよって……」
森下くんは私達に気づいて
一瞬、驚いたような困ったような顔をしたが
すぐにフワッと笑顔を向けてくれた
「えーと、川村と高梨…………だよな?」
え……名前覚えててくれたんだ……
何か嬉しい!!
「そそ!私は高梨響!
こっちの子は川村菜穂だよ!」
「おう!同じクラスとして一年間よろしくな!」
「うん!よろしくー!」
私は緊張して、二人の会話を聞いてる事しか
できなかった……
すると森下くんが
「川村もよろしくな!」
あの時の笑顔を私に向けてくれた
「う、うん!//////」
私の顔が赤くなるのが自分でもわかった
「ねーね!三人でメアド交換しよーよ!」
え!?ひ、響何言ってんの!?
森下くん嫌がると思うよー(泣)