鈍感天使と甘々悪魔【完】





「おはよ」




私は一言だけ遠野くんに言って

立ち去ろうとしたが






グイッ


手首を掴まれた




そして顔をのぞき込むようにして笑顔で



「ちょっとー!そんなに急がなくていいじゃん
俺と一緒にクラスまで行こーよ♪」




なんて言われた



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